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内蒙古的珍道中。五

内蒙古で感動したこと。

                    

それはやはり日本人への高い評価に尽きます。
経営者の皆さんの中には日本メーカーの製造現場に見学に行ったという人もいて、

「日本人は本当に凄いよ。あれを見たら尊敬しかない」とおっしゃっていました。

誇らしかったですね。先達の方々のおかげです。

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さて、3日目です。前日夜中まで飲んでベロベロですから、二日酔いは覚悟していました。

                    

10時頃、電話が鳴ります。

「先生!お腹すいたでしょ?」

・・・・・・すくわけないでしょうが。

「朝ごはんは食べましたか?」

・・・・・・起きたばっかだよ!…ん?・・・・・あれ?

二日酔いが、ない。


げー、高さんの言ったこと、ホントだった!高い酒は悪酔いしないっていう噂は本当なんですね。

そんなわけで、起きて準備して出発。

上海の名店が内蒙古にオープンしたということでそこへ。これまた出鱈目に高いそう。

                    

この店もすべて個室。個室それぞれに洗面とトイレ付きですよ。

                    

                    

フカヒレスープ、肉厚でしかもスープが濃厚です。

                    

今日お会いしたのはダンスファッションの服のメーカーとして成功した後で不動産会社を
始め、さらに大当たりしたというK社長。

こう見えて、僕より3つも年下です。今回はホント、歳聞かれて皆に仰天されました。

                    

「まあ、飲みましょう!これは内蒙古で一番美味い酒です。」

出た・・・・結局ここでも3人で1本空け。ベロベロが続きます。
しかし、記憶も飛ばず、しっかりろれつも回ったので僕はホントは酒強いのかもしれません。
何度も言いますが、普段一滴も飲まないもので・・・・・・


「内蒙古の金持ち達を含めた人々は皆、お金の使い方を知らない。」

これは皆が言います。車と家、そしてバックはヴィトン。それ以外は飲み食いと遊び。
それだけ。もったいない限りです。

                    

不動産会社社長のFさんと奥さんの張さん。アルファベットにしてある人はその漢字が
ないから。あんまり意味はありません。

張さんも子供服販売会社の列記とした社長さん。日本の商社とも取引しているそうです。

                    

「この内蒙古には何が足りないと思いますか?」

Gさんにも張さんにも聞かれましたのでこう答えておきました。

「内蒙古の人はどんな金持ちでもだいたいK社長のような角刈りが多いです。
街行く人も日本人の僕から見ればファッションセンスはほぼゼロ。だからここにお金を
落としてもらえる穴があります。」

                    

「ただし今は必要性を感じていないでしょうから、テレビを使って日本でよくあるような冴えない
パパやママを変身させて使用前・使用後を出すような、ファッションやカッコ良さへの憧れと
いった啓蒙から始めれば、数年後にはきちんとした市場ができあがると思います。今度まとめて
メールで送ります。」

なるほど、といった反応でした。日本の会社、ここに大きなチャンスありですよ。

                    

爪楊枝入れかと思ったら歯間ブラシが!初めて見ました。

                    

この会食中も心理と分析の話で盛り上がり。

「Kさんの会社の組織分析をぜひやらせて欲しい」と伝えました。

「OKOK」って言われても、みんな酔っ払いだもんな・・・・・

                    

                    

                    

                    

K社長に、「ベロベロなんでマッサージ行って休みません?」と言ったら、

「ああ!いいとこありますよ!一緒に行きましょう!」と連れて行ってくれました。
K社長の愛車はポルシェ・カイエン。ぶっとばして走っていきました。あれ?飲んで・・・

ま、いいか。郷に入っては郷に従えです。

                   

ここも各部屋にトイレとシャワーあり。気持ちよく眠りました。

           
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夜は「日本に7年半住んでいた」経験があり、今こちらでうまくやっているチョウくんと
いう30歳の男性と会食。

「海鮮のおいしい店を取ってありますから、行きましょう。」とのお誘いです。

                   

正直ちっとも腹減ってませんが、お誘いは断りません。
ここで初めてビール飲みました。
そう。内蒙古には冷たい飲み物がないのです。

「ビールは?」と社長たちに聞いても、「もう寒いから。」って・・・・

実際内蒙古は、ちっとも寒くなく、僕は昼間はずっと半袖です。

Gさんに「恥ずかしいから上着来てください」と言われたときだけ上着着た程度で。
        

18歳からずっと岡山にいたというチョウくんは、言いたいことははっきり言うナイスガイ。

                   

                   

Gさんとは幼馴染らしいのだが仲がいいのか悪いのか、ずっと口論しっぱなし。

「先生、僕は結婚はギャンブルだとしか思ってないんです。」とチョウくんが言えば、

「はあ?おまえバカじゃないの?そんな考えの男と結婚する女がいるわけねぇだろ!」と
Gさんが激怒。

「いや。おまえが怒るのはわかるけど事実だからしょうがない!」

「もうおまえ帰れ!!」とGさん檄ギレ。

この日は仕事の話はなしでそのまま内蒙古で一番大きなカラオケへ。

       

また明日が待っています。明日も相当飲むそうで・・・・・・

●エビスカウンセリング
http://www.ebiss.jp/

愛知県名古屋市東区東大曽根町41−1 EASTビル3F

内蒙古的珍道中。四

夜、また別の会社の社長さんとの会食とカウンセリングが待っているのでそれまで
観光です。

Gさんにひとつだけお願いをしました。

                    


「あなたの知り合いの、金持ちじゃない一般家庭にお邪魔させてくれない?」


金持ち家庭の中身はおおよそ想像がつきます。しかし、それだけでは真実は見えません。
ごくごくフツーの、できれば田舎の一般家庭を見てみたかったのです。

「OK。ダライラマの関係する場所があるからお参りして、それから私の親戚の家がその
近くにあるから行きましょう。」

となりました。中心地からは車で30分くらいでしょうか。

                    

                    

「このあたりは父の出身地で子供の頃によく来た場所です。ほっとするよ。」

恐れ知らずのGさんのルーツは意外にもほっと落ち着く、のどかな場所でした。
何が彼女を変えたのでしょう??

                    
           

羊農家も普通にあります。道をフツーに羊が歩いていました。

                    

                    

おばさんにあたる人のお宅にお邪魔します。これが農家の普通の一般家庭でしょう。

                    

なんというか、すごくいいんですよ。
豪華なホテルよりも、こっちに泊まる方がいい。そんな気がしてくるほど、今まで
忘れていた「ホッとする感」があります。昔、ばあちゃんちがこんなだったな。

                    

                    

おもてなしもすべて庭になっている無農薬天然のフルーツ。
ありがたいです。食べたことのない味ですが、おいしいです。

                    
           

                    

倉庫で面白いものを発見!

                    

なんと三輪の軽自動車!これ、ハンドルはバイクと同じ。なのに後部座席に二人乗れます。
しかも、免許も税金も要らない乗り物なんだとか。

乗ってみました。

                    

なんと、ムーンルーフ付きです。おっしゃれ~!

                    

おばあちゃんと一緒に、近所の立派なお寺へ連れて行ってもらいました。

                    

                    

このお寺の生き字引のようなおばあちゃんに中国式のお祈りの仕方を教わり、ほっとする
優しい時間を過ごさせてもらいました。

                    

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「私の土地見ます?」 Gさんの驚くべきセリフ。

「3000坪くらいしかありませんけど。今は犬に番させてるからエサやりにいかないと。」

                    

この塀の内側がそう。3000坪以上はありそうです。はあ~。すげえ・・・・・

「私はここで何やればいいですかね?」 

知らないよ。周りもまだ開発途中というかその前の状態では寝かせとくしかないでしょう。

                    

風力発電もそこかしこにあります。

                    

こっちは金持ち用のヴィラ。こんなのがいっぱいあります。

                    

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「先生、今日の夜からかなりハードですから先にマッサージに行きますか?」

嬉しさと不安とが入り混じったGさんの提案に乗り、マッサージへ。
マッサージったって、こんな感じですよ。

                    
        
                    

部屋はこんなに豪華。
驚くなかれ、ここはこんな部屋が20以上あるのです。

                    

                    

                    

どうかしてる贅沢さです。極楽極楽。

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「夜は内蒙古オリジナルの麺を主体にした料理を振舞いたいのでお付き合いください。」

と言って頂いたのが無一文から飼料会社を立ち上げて成功した高社長。

                    

                    

このメシの旨いこと!何を食べても初めての味で新鮮な感動と共に、次々運ばれてくる
恐怖もあります。

                    

                    

これが内蒙古式の麺。手前のスープに入れるときしめんのようになります。おいしいです。

                    

「ここでは酒を飲めない人間は信用されません。これは中国でも高級な酒です。さあ!」

しまった・・・・ 僕は普段ほとんど一滴も飲みません。大丈夫か、と不安が過ぎります。

                    

                    

なんじゃこりゃ!?つ、強すぎる!!

                    

「内モンゴルの酒はだいたい52度です。でも自然のもので作ってあるから二日酔いは
ありませんよ。さあ!」

嘘付け!と思いながらも、肚をくくりました。

こっちは飲み終わった後でカラになった証拠を相手に見せないといけませんから、確実に
空にしてからどんどん飲みます。

                    

高さんは苦労を重ねられた方だけあって、気遣いも一級品です。

自分の仕事の進め方についての助言が欲しいと、いろんな質問を受けました。

                    

                    

非常に驚きと感銘を受けた、とおっしゃりながらも、

「あとで静かな場所でゆっくり聞かせてください。ここはさあ、飲みましょう!」

                    

                    

もうヤケクソで一人乾杯でも杯を空けます。
                    

                    

結局二人で1本空けました。

                    

「もう1本持ってきましたよ。」 冗談でしょ。もう勘弁!と言うと高さん、大笑いしてました。

酔っぱらいながらも近くのホテルのカフェへ。

                    

                    

このクラスのホテルがそこらじゅうにあると思ってください。
もう、そんななんです。

                    

酔っぱらいながらも1時間程、仕事面と会社運営面の助言をさせていただき、神妙な顔で
聞き入ってくれた高さん。

                    

                    

これでようやく、2日目終了。

「先生、明日は昼から社長3人と会ってもらいますから。」

「昼から飲まないよな??」

「何言ってるんですか?内蒙古は昼は2、3時間かけてお酒飲みながらゆっくり食事します。
高さんもさっき言ったでしょ?こっちの人は酒も飲めない人間なんて誰も信用しないよ。」

「マジかよ・・・・・・・」

悪夢の始まりです・・・…                  つづく。

●エビスカウンセリング
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内蒙古的珍道中。三

内蒙古から戻って早々、昨日は岡山へ。

                   

保険エグゼクティブ・武ちゃんの紹介で素敵なお医者様ご夫妻をご紹介頂きました。
これから岡山にやってくる機会が増えそう。出張好きな僕には嬉しい限りです。

                   

本番に強い男。武ちゃんはカメラを向けるとこの表情。自然です。

                   

この人は不自然この上ないです。

さて、この夜も武ちゃん行きつけのおばんざいのお店・『どか屋』さんへ。

                   

                   

料理自慢のあかね姉さんが何食べても旨い、最高の料理で迎えてくれます。ぜひ。
う~ん、美味しかった!

一泊して今朝、岡山駅でプロレスラー・藤波辰巳選手夫妻と遭遇。
嬉しかったです。ファンですから。声掛けできない小心な自分がイヤですね・・・・

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さて、中国・内蒙古です。

                   

空港に迎えに来てくれた上の写真の張社長は不動産会社を経営。

今内蒙古はマンション建設ラッシュです。

                   

張社長も土地を仕入れてマンションを次々建てて分譲。これを繰り返して大金持ちなのです。

                   

街中も普通に高級車。ベンツ、シトロエン、VW、ボルボと続いています。
普通の人はなぜお金を持ってるのか?Gさん曰く、

「もちろんみんないろんな商売で儲けてるよ。でも朝起きたら金持ちになる人もいる。
住んでる場所の下に石炭があることがわかって、国から何千万っていう立ち退き料を
もらっていきなり大金持ちになるパターンがあるのよ。」

                  

「でもみんなお金の使い方を知らない。そりゃそうだよ。安い労働者は月給で2万円くらいしか
もらえない。それが突然何千万も入るんだから。とりあえずマンションと車買うくらいしか
思い付かないでしょ?」

                   

タクシー以外は高級車がとにかく多い。
そして街中、気付けばチンギスハーンの銅像やオブジェが。

やはりここは内「モンゴル」なのです。

                   

                   

ところで、内蒙古自治区とはどこか。
中国の一番上、モンゴル国に隣接した、地図のグリーンの日本っぽい形の部分がそうです。

                   

省都フフホトは中国の首都・北京からも車で5時間程度と近く、位置的には恵まれた地域
だと言えます。

                   

昼前まで市内の見どころを巡ります。中には入りませんでしたが、巨大動物園。

                   

「ん!?」

日本と似ていますが、使っているものが違う。そんな風景です。
お国柄か、ここの自動車学校では教習車がなんとピックアップトラック!

                   

                   

中国なんですよね~。
                   

「昼食にしましょう。いいところがあります。」
と連れて行ってもらったのがここ。

                   

                   

ところが・・・・・

シーズンオフで休み。今回はこれに泣かされることが多い旅でした。

「先生、来るのが遅いよ。」行く先々でみんなに言われた言葉です。

なぜか。

モンゴルと言えば草原。この緑の草原が見られるのは8月いっぱいまで。
それ以降は草は枯れ、茶色くなって、もう草原とは呼べません。

                   

                   

ここも本当は豊富に水が流れている場所。
                    

このパオ(外モンゴルではゲルと言いますね)の中で食事がとれるのだそうです。
残念!
                    

                    

「もう一件、ここよりは小さいけど似たようなところがありますから行きましょう!」

と言われ移動。

                    

一口に言えば、草原をイメージした草原料理を食べさせるレストラン。
掲載はしませんが、メニューにはリアルに頭の付いたペキンダックタイプのツヤツヤな
羊の丸焼きまでありました。

   
                    

嬉しかったのは結婚式にこっそりもぐりこんだこと。
驚いたのは日本よりもハデで、エレクトリックで、豪華なんです。

                  

                    

ちなみにここも高級車ばかり。飛び交う言葉はモンゴル語でした。

普段、街中では公用語である北京語が話されています。
それと並んで使われているのがモンゴル語。こちらでは縦書き独特の「モンゴル文字」が
使われています。

ですから、街中の看板や表示看板などはモンゴル文字と漢字、アルファベットの三つの
表記がされています。

ここで不思議なことがひとつ。

僕は3年前に二度ほど外モンゴル、つまり白鵬ら力士の出身国であるモンゴル国にも行きました。
しかしここでは同じモンゴル語を話しながら、使う文字はロシア語と同じ「キリル文字」。

話す言葉は同じでも文字が違う。これホント、不思議です。

文字数オーバーらしく、ここで一旦、つづく・・・・・

●エビスカウンセリング
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