「またバイトの面接に落ちた。」
息子の話です。
「なんでだと思う?」
「うーん。何人も受けてたし、入れる日数が少なかったからだろうね。」・・・・・
はっきりいいます。違います。
どうしても採用したいと思う魅力ある人物なら、たとえ週一しか入れなくても、向こうから「あと何日か増やせないか?」と来るはずです。
たぶん彼は今後も何度か同じ結果になるはずです。
それは、大切なことに気付いていないからです・・・・・・・・
「自分を変えたくない」。
こう考える人は多いものです。もちろん、間違っていません。ある意味、素晴らしいことです。
しかしこれは人に雇われることなく、『自分の力で、一人で食っていく場合』ならです。
同じような例はカウンセリングという分野においても多々見受けられます。
「自分はこういう人間。変えたくない。」
それが拭えなければ、『今いる場所から一歩も動かずに人生変えてくれる助言やヒントをくれる
カウンセラー』を永遠に探し回る、"カウンセリング・ジプシー"状態に陥るだけです。
同じ例が結婚産業でも言えるそうです。
「私はこういう人間。ありのままの私を好きになってくれる人がいいんです。」
客観的に聞くと、「はあ?」ですよね。
コミュニケーションで大切なことって何でしょう?
「相手のことを考える。」
「相手が望むことを考えて動く」ということです。
お互い「自分が自分が・・・・・」では、成立しません。
お互いが「相手のことを考えること」ができれば、人間関係は問題なく進みます。
面接に置き換えてみましょう。
相手が望む答えを準備できているか否か、です。
「面接に受かる」ということが目的なら、その作戦を立てなければいけません。
馬鹿正直にすべてありのままを答えれば、当然受かりません。
相手は履歴書とあなたの答えと見た目しか判断材料がありません。しかし面接は、履歴書よりも
話した感じの方が本当のあなただと思います。
「頑固で使いづらそうだな。」「めんどくさそうだな。」「頭悪そうだな。」
勝手にこんな印象を持たれれば、その先はありません。
「後日連絡します。」と言われて連絡すら来ないことも多々あります。
面接担当者が望むことを徹底的に予測しなければいけません。
外見もそうです。
長髪で食品系の面接に行っても、『よほどの魅力がその人にあるか』もしくは『よほどの人不足』で
無い限り、採用はされません。
自分が面接する側になって考えればこれはわかります。
この『相手目線』がしっかりわかる人、そして嫌みのない自己主張ができること、見た目の清潔感が
あれば、だいたいは受かると思います。
息子にはもう少し失敗の経験をして欲しいので、まだアドバイスはしていません。
彼はどんな気付きを得るでしょう。
そこが楽しみでもありますね。