自分を変える、というのはなかなか大変なことです。
小さな頃から親に言われたり、学校で身に付けたり、本や遊びの経験、テレビなどで
自分で学んだりと、人は積み上げ式で『自分』を作り上げていきます。
自分自身が一生を賭けて作り上げていくもの。それがあなたにとってはあなた自身であり、
僕自身は『近藤直杜』というものです。
自分自身を『近藤直杜株式会社』だと考えると、
1. 規模を大きくしていくには?
2. イメージアップのためには?
3. 売上や評価を上げるためには?
なんていうのを考えると、自ずと取るべき方向性も見えてきます。
別会社(素晴らしい友人)との提携だったり、良い情報の発信だったり、今の仕事を一人称で終わらせるか、それとも教え伝えていくことで新しい文化を作って歴史に名を遺すのか。
自分を売り出すのか、人を応援・プロデュースする側のどちらの立ち位置を狙うのかなど、
やるべきことはたくさんあります。
そして自分自身でも知識や情報として持っていない部分は本やセミナー、人に尋ねることなどで補っていくことが必要になりますね。
しかしやるべきことを考えても、今まで積み上げてきた『自分自身』が邪魔をして、なかなか新しいものを受け入れられないということが、我々にはままあります。
皆、自分が正しいと思っていますから、新しい情報との間で葛藤が起こります。
最初に聞いたことを正しいと思ってしまうという傾向性も人にはありますね。
もう10年近く前になりますが、AV男優の加藤鷹さんと東京でのラジオの仕事の打上げの席でお話しさせて頂く機会がありました。
スタッフの一人が、「僕も男優になれますかね?」と尋ねました。
鷹さんは一言、「できますよ。」と答えました。
「ただし・・・・」鷹さんのその後の一言が凄かったのです。
「この仕事というのは皆、続きません。というのは我々は皆、子供の頃から積み重ねの連続で生きて来てるんです。これをクリアしてその次に進み、また次へっていう。しかし、僕がやっているこの仕事というのは積み重ねじゃなく、今まで積み重ね、重ね着してきたものを逆にひとつひとつ脱ぎ、壊し、晒し、捨てていく仕事なんです。だから頭の中ではわかろうとしても、やっていくとどうしても苦しくなり、不安と闘い、果てはおかしくなっていきます。それに耐えられた人間だけが残るので、割とシビアな世界なんです。」
ならばそこまでしないで新しい価値観を受け入れてもらえるようにするには
どうすればいいのか。僕がいつも考えることです。
受け入れてもらう側、つまり提供する側が『信用』と『信頼』を上げること。
受け入れる側が『素直な心』で臨むこと、というどちらが欠けても困難になります。
セミナーなどは主催側も
「お金を頂くのだから、受け入れてもらう方法もしっかりと考え、頂いた額の100倍以上の価値と結果を与えるようにしよう。」
と考えて内容を作り込み、相手の反応も考えながら行う。
参加する側も
「お金を払うのだから、講師から少しでも多くのことを引き出し、使えるものはすべてモノにして払った額の100倍の価値と結果を得よう。」
と考えて受講姿勢を作り込み、講師の反応も考えながら受ける。
これが双方でできたら、最高のセミナーが作られることは間違いありません。
どこまでいっても、大切なのは相手との円滑な『コミュニケーション』です。
コミュニケーションって良く聞く言葉ですが、これって何でしょうか。
僕はこれに尽きると思います。
「相手が望む言葉を言い、相手が望むことをやってあげること。」
人間はお返しの生き物ですから、一方的な形で終わることはありません。
これができれば、相手に嫌われることは絶対にありませんから、結果、自分の言い分も
届くようになります。
いつまでたっても一方的なら、それは「付き合ってはいけない相手」だということです。
例えば上司との関係性に悩む部下は、実は上司が望むことをしていません。
聞き方ひとつにしても、大きく頷きながら、メモを取りながら、必死に質問しながら聞いてくる部下を「可愛い」と思わない上司はいないということです。
ましてや次の日に、
「昨日おっしゃられたことを自分なりに実践してみたら早速こんな結果が出ました!昨日おっしゃられた意味が今日はっきりとわかりました。ありがとうございました!」
なんて報告すれば、可愛がられないわけがありません。
今一度、『本当に問題は相手側だけなのか』ということも考えてみてください。
僕も相談に乗る上では片側からの意見だけでは絶対に判断しないようにしています。
この話は長くなるのでまたいつか・・・・・
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昨日は初の体験。クラシックのピアノとチェロの演奏会です。
僕の位置からはチェロしか見えませんでしたが、繊細な弦の動きと指の動きから奏でられる音は見て、聴いているだけで感動ものでした。
絶対寝てしまうと思ってたのですがとんでもない!あっという間の二時間でした。
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終わった後は会場近くにある、もう20年通っている洋食「ともなみ」へ。
閉店時間に関わらず、温かく迎えてくれたマスターももう還暦。
自分が44歳になるので当たり前なのですが、変わらない味が嬉しいです。
ずっと変わらないものを味わえる贅沢もありますね。