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内蒙古的珍道中。最終回

内蒙古編も今回が最終回です。

全員で20名ほどの方に会ってカウンセリングも含めたお話ができたでしょうか。
僕にとってはすべてが初体験の有意義すぎる旅になりました。

日本とはあまり縁のないこの街で、確実にご縁を広げることができたように思います。


山西懸空寺からの帰り道は、こんなのどかな道からガタガタ道まで、BMW735に乗って
帰りました。Aさんのお父さんの運転です。


道に迷い、車を停めて他のドライバーに聞きに行きます。

そして止めて聞いた相手の車は・・・・・・・


そう。あの軽三輪。斜め後ろから見たら後輪だけで走っているように見えます。


途中は石炭を運ぶトラックで大渋滞。5時間かけて呼和浩特(フフホト)の街へ帰ってきました。
高速道路はとにかく怖かったです。

この夜、感動する出来事が。二日目に会った飼料会社社長の高さんからGさんに電話。

「先生が帰るまでにもう一度食事したいんだけど。」

「先生明日の昼に日本に帰るよ。」

「本当ですか?それじゃあ今から急いで帰るから夜会いましょう!」

となりました。なんと高さん、出張先で泊まる準備もしていたのに、キャンセルして
車を飛ばして帰ってきてくれました。名古屋と大阪くらい離れている場所からです。


「最後は裸の付き合いをしましょう。」と連れて行って頂いたのが、端から端まで
100㍍くらいありそうな呼和浩特で一番高いサウナ。

二人で風呂につかり、垢すりをしてもらい、最後は男女共用の豪華な仮眠スペースで
足つぼと全身マッサージをしてもらうフルコース。

面白いことに、ここでは夜中の12時にビュッフェが開き、食事ができます。
たらふく食べたら、ホテルに帰るのが面倒になったのでそのまま宿泊。


高さんにはホントお世話になりました。


高さんに「社員の方にどれくらい給料を払ってるんですか?」と聞いたところ、

「作業員に2000元、役職者に6000元くらいです。私の所はこれでも高く払っている方です。」
2万円ちょっとと6万円ちょっと。実際にはこれが普通の会社員の給料。


今回お会いした人々は特殊な人たちかも知れませんが、人々の収入の平均値としてはどんどん
上がってきていることは確かだそうです。そんな普通の人もある日突然、住んでいる家の下に
石炭などの鉱脈が見つかれば数千万のカネを手にする。
不思議ですね。


さあ、起きたらもう一度、ビュッフェで朝食を食べ、ホテルに帰って荷造りです。
空港まで高さんとGさんが送ってくれました。

さらば内蒙古。そして呼和浩特の街。

お世話になりました。また来ます。

最後の晩餐は空港内の料理屋で。内蒙古に来て初めて、キンキンに冷えたビールを飲みました。

Gさん、ずっと通訳でかなり疲れたと思います。この人がこれほどの人脈を持つ人だとは
想像もしませんでした。人には良くしておくものだとつくづく思いました。

だいたいなんで自分が内蒙古にいるのかもよくわからない話です。
でもここでも仕事にはなるということと、日本から何でも商品として持って行けば売れると
いうこともはっきりとわかりました。


Gさん、高さん、そして出会った人々。どうもありがとうございました。

再見。また来ます。それまでお元気で!

       

             

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今回の一連の内蒙古話は、金持ちがうらやましいねという話ではありません。

チャンスがあるからみんなで中国行こうぜ、という話でもありません。

どっちみちバブルは終わるんだぜ、という話でもありません。

なぜ今中国でお金が生まれ、なぜお金が集まっているのかを頭を使って考えることが
大事だと思うのです。

日本がかつて味わった好景気が、今アジア諸国にあります。


日本人は勤勉で、自信もあった。

外的要因もありますが、好景気に胡坐をかいた結果、今があります。

日本にはアジア諸国の人間を見下すような発言も未だに残っています。

しかし実際に現地へ行くと、ソウルもバンコクも上海も北京も、発展の度合いとしては
東京に並ぶかそれ以上であるという印象を受けてしまいます。


こんな話があります。


どこかの国の若者が留学生として憧れの日本に来た。
大学に行き、真っ先に祖国の親に送ったメールが、

「将来、我が国がこの国に負ける要素は何もない。」だったと言います。

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教育の仕組みも、永遠に話すことができない英語の授業など、教えても意味がないのです。

『高校を出る = 英語が話せる』 にできないのか?

モンゴル国(外モンゴル)ではそれができています。


日本流の経営システムや勤勉さや正確さ、合理性とミスと妥協を絶対に許さない企業姿勢は
中国の経営者たちの間でも共通項としてありました。

その部分の話をすると、皆僕の方に親指を付き立てて『凄い』、という顔をするのです。
日本に来たことがある人ならなおさらでした。


ここが日本の強さです。

ならばこの仕組みを外国に売ればいい。今まではハード一本の勝負だったかもしれませんが、
これからはソフトの充実で売っていくこともありなのではと思うのです。


みんなですでに日本が持っている強みを見つけましょう!


今日はこのへんで・・・・・・・

●エビスカウンセリング
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