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ダンちゃんとぼく。

中学2年の時、関東から転校生がやってきました。

            

ひょろ長く、どこか斜に構えた感じの男。
自分から人に話しかける感じはありません。だけど妙に気になります。


休み時間になると一人、教科書の隅にひたすらちっちゃな絵を描いている。

「何かな?」
と思って見ていると、教科書をパラパラとめくってニヤリとしています。


「パラパラ漫画か・・・・暗いな。」

この不思議な存在の男に興味が出てきました。
で、こっちから話しかけてみようと思ったのです。

「あのさ・・・・見せてよ。それ。」

「・・・・・いいよ。」

「・・・・・・うまいじゃん。絵好きなの?」
たいしてうまくもありませんでしたが、ここはこう言っておきました。

「・・・・いや、別に・・・・・」

「家どこ?学校の近く?」

「・・・・ロイヤル山田ってマンションだけど。」

「それ、うちの向かいじゃん!」

普通、マンション名で言うか?と思いましたが、彼とはその日から
一緒に帰ることにしたのです。

            

彼の家に遊びに行ったとき、驚きました。

家の中がオリエンタルな感じで、しかも象の置物だらけなのです。

「象だらけだね。タイにでも住んでたの?」
象と言えばアフリカかタイかインドだと思っていた僕は、
当てずっぽうで聞きました。

「うん。関東の前にね。プール付きで、部屋でスケボーができるくらい
広いマンションに住んでたよ。」

           


帰国子女っていうだけで憧れる時代でした。帰国子女というだけで、
目の前のこのさえない男が、変に輝いてみえてくるから不思議です。

それからはまあ、家族ぐるみというか、ずっと仲良くしていました。

彼に付けたニックネームはダンちゃん。

彼の眉毛の跳ね方が片方は上に、片方は下に向いているのを意地の悪い先生が、

「おい。おまえの眉毛、段違い平行棒みたいだな。」

と今なら問題にされるであろう指摘をしたところからダンちゃんとなりました。


僕が運良くマークシートで一足先に大学に滑り込み、英語が苦手な浪人中の
彼に「これいいよ。」と渡した本で彼も勉強し、翌年東京の大学に合格。

パチンコとバスケ漬けの毎日を送りました。

           

「いや~、あの時君からもらった『マンガとシャレで覚える英単語』の本が
なかったらオレ、大学行けてねぇよ。」

と未だに真顔で言ってのけます。


そんな彼も上場企業に就職し、今では役職者として立派に働いています。


この男こそが、このブログでもおなじみの坊や、

              

なおきちゃんのパパです。

中学からの付き合いがずっと続いているのは彼ひとり。

お互い家族のことまでボロクソに言い合う中ですが、ここまではっきり
言い合える気持ちのいい仲はそうはないと思います。


「まだ動く漫画描いてんのか?」

「たまにな・・・・・。嘘だよ!もう描いてねぇよ!!」


腐れ縁かも知れませんが、彼の存在はずっと、なくてはならないものとして
僕の中にずっとあります。存在に感謝できる、そんな間柄です。

            

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ご縁というのはどこで生まれるかわかりません。
今はインターネットのおかげでそれが世界に広がりました。

僕は人一倍ご縁について考え、気にするので、相談に来て頂いた方にも
できる限りのフォローをしたいと思っています。

長いお付き合いができたら幸せです。

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さて、死ぬまでに行きたい場所。メキシコ・カンクンのシカレー。

海とメキシコ文化が体験できるテーマパークです。
地下水路をシュノーケリングで進んだり、イルカと泳げたりするそう。

ああ、行きたい!

           

このチェ・ジウはちょっと苦しいですね・・・・

●エビスカウンセリング
http://www.ebiss.jp/

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