数年前にモンゴルに行ったとき、現地の女性にこんな質問をしました。
「英語話せるの?」
彼女が笑いながら答えてくれた答えに衝撃を受けました。
「馬鹿にしないで。当り前でしょ。高校出てるんだから。」
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これも数年前、名古屋のインターナショナルな女性が働く飲み屋で
ルーマニアからやってきたという女性に同じ質問をしました。
その時の答えです。
「母国語の他に英語もフランス語もスペイン語も話せます。
日本語はまだまだだけど。」
「国では何をしてたの?」
「コンピューターのエンジニア。日本でもやりたいけど・・・・・」
現実に戻り、恥ずかしくて帰りたくなったことを覚えています。
日本語も結構なレベルでした。
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これも2年程前、「金持ちになりたい」という理由で日本にやってきた
中国人女性に聞きました。
「あなたのいう金持ちってどれくらいのことをいうの?例えば、日本
では金融資産で1億以上持ってると億万長者っていうんだけど、それ
くらいってこと?」
この答えもシュールです。
「1億って・・・・・700万元くらいでしょ?ハア?そんなのうちにだって
あるよ。全然足りないよ。」・・・・・・
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日本人が思っている現実と、本当の現実は全く違います。
モンゴルでは高校卒=英語は話せる。
東欧=数か国語話せるのが普通。
中国人=金持ちのレベルが違う。
極端かもしれませんが、そうハズレてはないと思います。
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今日、日本の将来について、なおきちゃんのパパと電話で話していました。
原発の問題はもちろん大変です。しかしもっと大変なのは未来の
子供たちです。彼のところにはなおきも、そしてこれから生まれてくる子
もいます。
日本は問題が山積みです。
借金は増える一方。このツケはすべて未来の子供たちにいきます。
しかも、子供たちは年々減っていきます。
となれば、これを解消する方法はこれからの子供たちが、
今の大人たちの少なくとも5倍以上は一人で稼ぐスキルを身に付ける
しかありません。
となると、現実問題として教育を実践的なものに変えない限り無理です。
例えば、
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・お金の話も子供の頃からする。
・投資の話、バーチャルな取引の経験も子供の頃からさせる。
・キッザニアのような職業体験施設なんてカリキュラムに入れて当然。
・伝統や技術の授業だって実際の職人が受け持つ。
・ベンチャー企業の社長がお金の稼ぎ方を教える。
・英語は受験英語を辞め、「英会話」が最低限できる授業に変える。
・日本の新しいお家芸のサブカル的なものも真剣に教育に盛り込む。
・子供一人一人の特性を分析し、効率良く向き不向きを診断して臨ませる・・・・・・
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こんなの現実的には不可能でしょうが、ここまでやっても他の国に
勝てるかどうか、そして借金も返せるかどうか・・・というレベル
だと思います。でも高齢化対策はこの中にひとつも入ってませんね・・・
この前韓国に行きました。その時に感じた衝撃。
行く前にも実際に韓国企業で働いた経験のある後輩・サンオと話したり、
テレビで観た情報を加味しても、はっきり感じてしまいます。
もう韓国には勝てないのではないか、と思えてならないのです。
小学校では理科・社会の授業は数年後までに100%デジタル化。
教室には黒板とともに100インチ以上の大きさの画面があります。
車のデザインも見惚れてしまうものがいくつもあります。
異論もあると思うのですが、現実に目にするとわかってしまいます。
日本がゆとり教育に走ったとき、韓国は逆にハードルを上げ、門を
どんどん狭くしたそうです。
今は個人にスペックという点数のようなものが付くらしく、スペックが
足りなければ、大学を出ても就職試験すら受けられない。
スペックを上げるために、大学卒業後に下宿に入り、勉強し直すのだと
言います。
上海や北京に行った人はわかると思いますが、スケールで完全に
向こうのほうが上です。
なぜなんでしょう。
日本の企業も本気で頑張ったはずなのに・・・・・・・
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子供たちが大変です。何よりも、これです。
大人は先送りでラクなことをしすぎました。
日本は本当に美しくて、勤勉で、親切で、穏やかな素晴らしい国です。
日本人は皆、この国を愛しているはずです。
なおきちゃんのパパとの結論。
「教育を一度解体して、組み直さないとなあ。」
オヤジたちの戯言ですが、本気でそう思わずにいられないのです。
●エビスカウンセリング
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